【まとめ】W杯2026直前 国際親善試合(6/2〜6/5)出場国の全結果 ― 日本の初戦相手オランダ、スペイン・フランスら強豪の最終調整/グループ別スコア・得点者・収穫と課題
W杯2026開幕直前、6月2〜5日(日本時間)の出場国・国際親善試合をグループ別に整理。日本の初戦相手オランダはアルジェリアに0-1で敗戦。スペインはイラクと1-1、フランスはコートジボワールに1-2。ベルギーはクロアチアを2-0。得点者・収穫・課題を総括。
6月11日の開幕まであと1週間。前回記事(article 5/31・6/1)に続き、6月2日〜5日(日本時間)に行われたW杯2026出場国の直前親善試合をグループ別に整理する。最大の注目は日本の初戦の相手オランダとアルジェリアの一戦。スペイン・フランスら優勝候補もこの期間に最終調整を行い、ベルギーはクロアチアを下した。各試合のスコア・得点者と「収穫」「課題」を一言で振り返る。
info イングランド・アルゼンチン・ポルトガルなど一部の強豪は6月5日(現地)以降にも親善試合を予定しており、本記事の集計対象(6/2〜6/5・日本時間)には含まれない。続報は別記事で扱う。
calendar_month スコア一覧(日本時間)
6月2日
- コロンビア 3-1 コスタリカ
- カナダ 2-0 ウズベキスタン
6月3日
- ベルギー 2-0 クロアチア
- モロッコ 4-0 マダガスカル
- ハイチ 4-0 ニュージーランド
- ガーナ 1-1 ウェールズ
6月4日(未明〜午前)
- オランダ 0-1 アルジェリア
- コンゴ民主共和国 0-0 デンマーク
- 韓国 1-0 エルサルバドル
- パナマ 4-2 ドミニカ共和国
6月5日(未明)
- スウェーデン 2-2 ギリシャ
- スペイン 1-1 イラク
- フランス 1-2 コートジボワール
_(コスタリカ・マダガスカル・ウェールズ・デンマーク・エルサルバドル・ドミニカ共和国・ギリシャ・イラクはW杯2026非出場国。クロアチア・ウズベキスタン・ニュージーランド・アルジェリア・コートジボワールは出場国)_
star 注目 ― 日本の初戦相手「オランダ」vs アルジェリア(6/4・日本時間未明)
オランダ 0-1 アルジェリア(6/4・日本時間未明)

- 会場: デ・カイプ(ロッテルダム)。W杯前最後のホーム戦。
- 得点: ハジ・ムサ(86分/アルジェリア)
- 収穫: ポゼッション(53対47)でもシュート数(17対8)でも圧倒し、決定機を3度創出。マレンがポストを叩くなど攻撃の形そのものは作れていた。
- 課題: 枠内6本を決め切れず無得点で敗戦。アルジェリアのGKルカ・ジダンの好守もあったが、最後の精度を欠き、本大会へ「決定力」が最大の課題として残った。
- 日本目線: グループF初戦(6/15・日本時間)で対戦する相手。攻撃の質は高い一方でこの日は無得点に終わっており、日本は守備で集中を切らさず、波のあるオランダの決定力を突きたい。
sports_soccer グループF(オランダ・日本・スウェーデン・チュニジア)
オランダ vs アルジェリアは上記「注目」セクション参照。
スウェーデン 2-2 ギリシャ(6/5・日本時間未明)

- 会場: ストロベリー・アリーナ(ソルナ/ストックホルム)。
- 得点: ツィミカス(9分/ギリシャ)、ヨーケレス(52分/スウェーデン)、ニルソン(74分/スウェーデン)、マスーラス(90+4分/ギリシャ)
- 収穫: 0-1のビハインドからエースのヨーケレスらの得点で逆転に成功。攻撃力は健在。
- 課題: 後半アディショナルタイムに追いつかれて引き分け。終盤の守備の集中力が課題として残った。
日本は前回5/31にアイスランドに1-0。チュニジアは前回6/1にオーストリアと0-1。
sports_soccer グループH(スペイン)
スペイン 1-1 イラク(6/5・日本時間未明)

- 会場: アバンカ・リアソール(ア・コルーニャ)。優勝候補スペインのW杯前最終調整。
- 得点: フェラン・トーレス(16分/スペイン)、ドスキ(27分/イラク)
- 収穫: 立ち上がりにフェラン・トーレスが先制。主力を試しつつ攻撃の入りは確認できた。
- 課題: 格下相手に追いつかれてドロー。フィニッシュの精度と守備の隙の解消が本番へ向けた課題。
カーボベルデ / サウジアラビア / ウルグアイはこの期間は試合なし(カーボベルデは前回5/31にセルビアと3-0)。
sports_soccer グループI(フランス・コートジボワール)
フランス 1-2 コートジボワール(6/5・日本時間未明)

- 会場: スタッド・ド・ラ・ボージョワール(ナント)。出場国どうしの好カード。
- 得点: シェルキ(45分/フランス)、ゲラ・ドゥエ(53分/コートジボワール)、アマド・ディアロ(84分/コートジボワール)
- 収穫(コートジボワール): 強豪フランス相手に逆転勝ち。終盤アマド・ディアロの決勝点で自信をつけて本大会へ。
- 課題(フランス): 前半のリードを守れず逆転負け。最終ラインとセカンドボールへの対応に課題が残った。
セネガル / ノルウェー / ボリビアはこの期間は試合なし(セネガルは前回5/31にアメリカと2-3、ノルウェーは6/1にスウェーデンと3-1)。
sports_soccer グループA(韓国)
韓国 1-0 エルサルバドル(6/4・日本時間午前)

- 会場: アメリカ(ユタ州)。
- 得点: イ・ドンギョン(57分・直接FK/韓国)
- 収穫: イ・ドンギョンの直接フリーキックで競り勝ち。無失点で最終調整を締めた。
- 課題: 1点止まりで攻撃の効率は課題。本番へ得点パターンの上積みを図りたい。
メキシコ / 南アフリカ / チェコはこの期間は試合なし。
sports_soccer グループG(ベルギー)
ベルギー 2-0 クロアチア(6/3)

- 会場: スタディオンHNKリエカ(クロアチア)。出場国どうしの好カード。
- 得点: ティーレマンス(38分・デ・カイパーのアシスト)、ルカク(90+6分・ファナーケンのアシスト)
- 収穫: ティーレマンスが左足で先制。約1年ぶり代表復帰のルカクが終了間際にダメ押しと、勝負強さを示した。
- 課題: 決定機を仕留め切るまでに時間を要し、最少差のまま終盤までもつれた。
ニュージーランドはこの期間にハイチと対戦(0-4/下記グループC参照)。イラン / エジプトはこの期間は試合なし。
sports_soccer グループC(モロッコ・ハイチ)
モロッコ 4-0 マダガスカル(6/3)

- 会場: プリンス・ムーレイ・アブドラ競技場(ラバト)。
- 得点: サイビ(4分、25分)、ラヒミ(PK)、エル・カービ
- 収穫: サイビが立ち上がりから2発。前半で試合を決める完勝で、攻撃陣が好調をアピール。
- 課題: 相手は格下。本大会級の守備を相手にした再現性は今後の確認課題。
ハイチ 4-0 ニュージーランド(6/3)
- 会場: チェイス・スタジアム(フォートローダーデール)。
- 得点: プロヴィダンス(12分)ほか後半に3得点
- 収穫: 初出場ハイチが早い時間に先制し、後半に突き放す4-0。勢いそのままに本大会へ。
- 課題(ニュージーランド側): 4失点。本大会へ守備の立て直しが急務となった。
ブラジル / スコットランドはこの期間は試合なし(ブラジルは前回5/31にパナマと6-2)。
sports_soccer グループL(ガーナ・クロアチア・パナマ)
ガーナ 1-1 ウェールズ(6/3)
- 会場: カーディフ・シティ・スタジアム。
- 得点: イレンキー(66分/ガーナ)
- 収穫: アウェーで強豪ウェールズ相手に先行。守ってからの試合運びは及第点。
- 課題: 後半アディショナルタイムにクーマスのヘッドで追いつかれ、勝ち切れず。締めの甘さが残った。
パナマ 4-2 ドミニカ共和国(6/4・日本時間午前)

- 会場: ロンメル・フェルナンデス競技場(パナマシティ)。
- 得点: トマス・ロドリゲス(16分)、ビクトル・グリフィス(44分)、セシリオ・ウォーターマン(57分)、ホセ・カディル(89分)/マリアーノ(47分)、エリク・ハパ(67分/ドミニカ共和国)
- 収穫: 4得点の打ち合いを制し、攻撃陣が好調。ホームで快勝した。
- 課題: 2失点。本大会級の相手を見据えると守備のバランスは要修正。
クロアチアはこの期間にベルギーと対戦(0-2/上記グループG参照)。イングランドはこの期間は試合なし(6/5以降に予定)。
sports_soccer グループK(コロンビア・ウズベキスタン・コンゴ民主共和国)
コロンビア 3-1 コスタリカ(6/2)

- 会場: エル・カンピン(ボゴタ)。
- 得点: ダビンソン・サンチェス(17分)、ルイス・ディアス(22分)、ルイス・スアレス(81分)
- 収穫: ルイス・ディアスが1ゴール1アシストと違いを見せ、ホームで快勝。
- 課題: 33分にソトに1点を返された守備の隙。本番へ集中力の持続を。
コンゴ民主共和国 0-0 デンマーク(6/4・日本時間未明)
- 会場: スタッド・モーリス・デュフラーヌ(リエージュ)。
- 得点: なし(スコアレスドロー)
- 収穫: 欧州のデンマーク相手に無失点で耐え抜いた。組織的な守備は本大会へ手応え。
- 課題: デンマークに3度ポストを叩かれるなど際どい場面も。攻撃面での決定機創出が今後の課題。
ウズベキスタンはこの期間にカナダと対戦(0-2/下記グループB参照)。ポルトガルはこの期間は試合なし。
sports_soccer グループB(カナダ)
カナダ 2-0 ウズベキスタン(6/2)

- 会場: コモンウェルス・スタジアム(エドモントン)。開催国カナダのW杯前調整。
- 得点: オソリオ(58分)、ネルソン(90+分)
- 収穫: オルウォセイの2アシストで攻撃が活性化。無失点で締めた開催国の安定感。
- 課題: 流れの中での決定機をもう少し効率よく仕留めたい。
カタール / スイス / ボスニア・ヘルツェゴビナはこの期間は試合なし(スイスは前回5/31にヨルダンと4-1)。
sports_soccer その他のグループ(D・E・J)
- グループD(アメリカ・パラグアイ ほか): この期間は試合なし(アメリカは前回5/31にセネガルと3-2)。
- グループE(ドイツ・エクアドル・コートジボワール・キュラソー): コートジボワールは6/5にフランスと対戦(上記グループI参照)。 ドイツは前回5/31にフィンランドと4-0、エクアドルはサウジアラビアと2-1。
- グループJ(アルゼンチン・オーストリア・ヨルダン・アルジェリア): アルジェリアは6/4にオランダと対戦(上記「注目」セクション参照)。 アルゼンチンは6/5(現地)以降に直前親善試合を予定。
local_fire_department 総括
6月2〜5日(日本時間)の最終調整で最も注目を集めたのは、日本の初戦相手オランダの仕上がりだ。そのオランダはホームのロッテルダムでアルジェリアに0-1と痛恨の敗戦。ポゼッションでもシュート数でも圧倒しながら枠内6本を決め切れず、「決定力」という最大の課題を残して渡米することになった。日本にとっては、攻撃の形は作れても波のあるオランダの仕留め切れなさをどう突くかが初戦の鍵になる。
優勝候補ではスペインがイラクと1-1、フランスはコートジボワールに1-2と、ともに格下・同格相手に取りこぼし。強豪勢も決して盤石ではない最終調整となった。一方、出場国どうしの対戦ではベルギーがクロアチアを2-0、コートジボワールがフランスを2-1で破って勢いを示した。モロッコ(4-0)やハイチ(4-0)は大量得点で波に乗っている。
グループFのスウェーデンはギリシャと2-2、韓国はエルサルバドルに1-0と、それぞれ最終調整を終えた。
イングランド・アルゼンチン・ポルトガルらは6月5日以降に親善試合を控えており、続報は別記事で扱う。
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_※スコア・得点者はESPN・Sofascore・football365・各国メディアの報道に基づく。日付は日本時間(JST)基準で表記。_