【観戦準備マニュアル #2】子どもと一緒にW杯を観るための簡単ルール解説|オフサイドを5分、VARを3分、主役を覚える3人
W杯初戦6月15日オランダ戦は朝5時KO(JST)。幼稚園生から小学生、サッカー初心者のパパ・ママと一緒にW杯を楽しむための「オフサイドを5分で説明」「VARを子どもに説明」「主役を覚える3人」ガイド。観戦準備マニュアルシリーズ第2回。
W杯2026本大会の日本代表初戦は6月15日(月)05:00 JST・vsオランダ。「子どもと一緒に見たいけど、ルールを説明できるか不安」というパパ・ママに、「オフサイドを5分で」「VARを3分で」「主役を覚える3人」の3テーマをさっと説明できるガイドをまとめた。観戦準備マニュアルシリーズ第2回。
info この記事でわかる3つのこと
| テーマ | 対象年齢 | 説明時間 |
|---|---|---|
| star オフサイドとは何か | 6歳〜 | 5分 |
| star VAR(ビデオ判定)とは | 8歳〜 | 3分 |
| star 主役を覚える3人 | 全年齢 | 2分 |
info 合計約10分で「今朝のオランダ戦を子どもと一緒に楽しむ」準備が整う。
sports_soccer テーマ1:オフサイドとは何か — 子どもに5分で説明する方法
ステップ1:「ゴールの前で待ち伏せたらダメ」と伝える
「サッカーは、ゴールの前で『待ち伏せ』をしちゃダメというルールがあるんだよ」と始める。「相手のゴールの近くで、ボールが来るのをじーっと待っていたら、簡単に点が入っちゃうよね。だから『そういう待ち伏せはナシ』っていう決まり」と話す。
ステップ2:「一番後ろの守ってる人より前にいたらNG」と説明
「相手チームの一番後ろにいる守ってる人(DF)。この人より前にいる状態でボールをもらったらダメ。ゴールしてもノーカウントになる」というシンプルな説明でOK。
ステップ3:「並んでスタートする」徒競走で例える
「徒競走で『よーい、ドン』のとき、スタートラインより前に出ちゃうとフライング、やり直しになるよね。サッカーのオフサイドも『DFと並んでスタートしないとダメ』っていうルール」と伝えると、徒競走経験のある子どもには一発で伝わる。
info 例外はゴールキック・コーナーキック・スローイン。この3つの場面ではオフサイドにならないので、「コーナーキックの時はみんなで前にいてOK」と教えてあげると、子どもも納得しやすい。
local_fire_department テーマ2:VAR(ビデオ判定)を子どもに3分で説明
「もう一回見て、本当にゴール?」の仕組み
「試合中、グラウンドにいる審判さんとは別に、別室でテレビ映像を見ている専門の審判さんがいるんだよ。『いまのは本当にゴール?オフサイドじゃない?』って、別室の審判さんが確認してる」と説明。「もし間違いっぽい時は、グラウンドの審判さんに『見直してね』って伝える」と続ける。
「判定中は10秒〜2分かかる」と伝える
テレビに「VAR Check」のテロップが出たら、「ちょっと待とう、もう一回見てる時間だよ」と一緒にテロップを眺めると、子どもも生中継に参加している感覚を楽しめる。
info VARは4つのことだけ見る:ゴールの判定/ペナルティの判定/レッドカードの判定/ジャッジの人違い。「これ以外はVARは介入しない」と説明すれば、子どもにも「シンプルなルール」として伝わる。
star テーマ3:主役を覚える3人 — 子どもも記憶できる選手
sports_soccer 久保建英(24歳・スペインのレアル・ソシエダ)
「小さいけど足がすばやく動く選手。スペインのチームでプレーしてるんだよ」と説明できる。ドリブル動画を見せると、子どもは一発でファンになる。
sports_soccer 長友佑都(39歳・FC東京)
「5回目のW杯出場、世界でもめずらしい記録に挑戦している選手」。年上の家族にも話が通じる「ストーリー性」を持つベテラン。
sports_soccer 上田綺世(27歳・オランダのフェイエノールト)
「オランダのリーグで今シーズンの得点王になった人。しかも今朝のオランダ代表との試合は、ふだんのチームメイトとの対戦なんだよ」。このストーリーは子どもにも「友達との真剣勝負」として記憶に残る。
favorite 観戦中の「声かけテンプレート」
大人はつい黙って見てしまいがちだけど、子どもには「仕掛けの言葉」が面白さのつかみになる。
| 試合中の場面 | 子どもに言うセリフ |
|---|---|
| 日本がゴールに迫る | 「いま、チャンスだーっ!」 |
| 相手が攻めてくる | 「やばい!やばい!やばいよー!」 |
| PKの瞬間 | 「よーし、よーし、そうそう!」 |
| ゴールが決まる | 「うわぁー!やったーーー!」 |
| VAR中 | 「ちょっと待とう、もう一回見てるよ」 |
info 子どもはリズムのある言葉を記憶しやすい。親が同じセリフを繰り返すと、「さっきと同じだー」と一緒にリアクションを返してくれる。
local_fire_department 試合後の「話のネタ」を3つ用意
ネタ1:「さっきのゴール、誰が入れた?」
試合後にゴールシーンをスマホでもう一回見せる。「この人は久保建英だよ」と名前を一緒に覚えると、試合が「人の話」になる。
ネタ2:「なんであの人走り続けてるの?」
サッカー選手は1試合で1人あたり約10キロ走ると伝えると、「それ、すごい」となる。マラソンの約1/4の距離を走る計算。
ネタ3:「次の試合はいつ?」と伝える
6/21のチュニジア戦は日曜日の13:00 JST、家族で見やすい時間。「次は一緒にランチしながら見よう」と誘うと、サッカーが「家族の伝統」になる。
info 明日話せるノート
- 「オフサイドは『徒競走のフライング』で説明すると子どもに伝わる。DFと並んでスタートしないとダメ、と」
- 「VARは4つのことだけ見る:ゴール/ペナルティ/レッドカード/人違い。それ以外は介入しない」
- 「サッカー選手は1試合で約10キロ走る。マラソンの約1/4、子どもに『すごい』を伝えるシーンだ」