ニュース2026-06-14

【W杯2026 開幕節まとめ】グループA〜D全8試合の結果・得点者・カード・パス成功率|アメリカ4発、退場3枚の開幕戦も

FIFAワールドカップ2026 グループA〜D第1節(6/12〜14)の全8試合を総まとめ。スコア・得点者・警告/退場・パス成功率・次節相手まで網羅。メキシコ白星発進、アメリカ4-1快勝、支配率で上回るも勝てなかったスイス・トルコの明暗も。

#W杯#戦術分析

FIFAワールドカップ2026がついに開幕した。北中米3カ国(アメリカ・カナダ・メキシコ)共催の今大会は、6月12日のメキシコ対南アフリカ(開幕戦)から6月14日のオーストラリア対トルコまでに、グループA〜Dの第1節・全8試合が出そろった。地元メキシコの白星発進、アメリカの4ゴール快勝、そして支配率で圧倒しながら勝ちきれなかったスイスとトルコ——序盤戦のすべてを、スコア・得点者(顔写真つき)・警告/退場・パス成功率・次節カードまで一気に振り返る。

データはすべて API-Football(api-sports.io open_in_new)の試合記録に基づく。時刻は日本時間(JST)。

全8試合 ひと目でわかる一覧

日付対戦カード結果退場
6/12メキシコ vs 南アフリカ2-03
6/12韓国 vs チェコ2-10
6/13カナダ vs ボスニア・ヘルツェゴビナ1-10
6/13アメリカ vs パラグアイ4-10
6/14カタール vs スイス1-10
6/14ブラジル vs モロッコ1-10
6/14ハイチ vs スコットランド0-10
6/14オーストラリア vs トルコ2-00

1. メキシコ 2-0 南アフリカ(6/12・エスタディオ アステカ)

記念すべき開幕戦は、地元メキシコがアステカの大観衆を味方に快勝。前半9分にJ・キニョーネスが先制すると、後半67分にはR・ヒメネスが追加点を奪った。一方の南アフリカは49分と84分に2人が退場して9人となり、さらにメキシコも90分過ぎにC・モンテスが退場。両チーム合計3枚の退場が出る荒れた幕開けとなった。

得点

  • 9分 フリアン・キニョーネス(アシスト:E・リラ)
  • 67分 ラウル・ヒメネス(アシスト:R・アルバラード)

フリアン・キニョーネス(メキシコ・9分先制)
フリアン・キニョーネス(メキシコ・9分先制)

ラウル・ヒメネス(メキシコ・67分追加点)
ラウル・ヒメネス(メキシコ・67分追加点)

警告・退場

  • 警告:17分 モコエナ(南ア)/23分 グティエレス(メキシコ)/74分 シビシ(南ア)
  • 退場(赤):49分 シソレ(南ア)/84分 ズワネ(南ア)/90+2分 モンテス(メキシコ)

パス成功率:メキシコ 90%(467/520本)|南アフリカ 81%(272/334本)/ボール支配率はメキシコ61%

次節:メキシコ → 韓国(6/19 10:00)|南アフリカ → チェコ(6/19 01:00)


2. 韓国 2-1 チェコ(6/12・エスタディオ アクロン)

アジア勢の口火を切った韓国が、先制を許しながらの逆転勝ち。59分にL・クレイチのゴールでチェコがリードしたが、67分にファン・インボム、80分にオ・ヒョンギュが立て続けに決めて試合をひっくり返した。ボール支配率62%、パス成功率87%と内容でも上回った韓国が、価値ある初戦白星をつかんだ。

得点

  • 59分 ラディスラフ・クレイチ(チェコ/アシスト:コウファル)
  • 67分 ファン・インボム(韓国/アシスト:イ・ガンイン)
  • 80分 オ・ヒョンギュ(韓国/アシスト:ファン・インボム)

ファン・インボム(韓国・67分同点弾)
ファン・インボム(韓国・67分同点弾)

オ・ヒョンギュ(韓国・80分決勝点)
オ・ヒョンギュ(韓国・80分決勝点)

ラディスラフ・クレイチ(チェコ・59分先制)
ラディスラフ・クレイチ(チェコ・59分先制)

警告・退場

  • 警告:90+6分 イ・ギヒョク(韓国)
  • 退場:なし

パス成功率:韓国 87%(469/541本)|チェコ 70%(230/327本)/ボール支配率は韓国62%

次節:韓国 → メキシコ(6/19 10:00)|チェコ → 南アフリカ(6/19 01:00)


3. カナダ 1-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ(6/13・BMOフィールド)

共催国カナダはホームで痛い引き分け。21分にJ・ルキッチに先制されると、リードを許したまま終盤へ。それでも78分、ベテランのC・ラリンが値千金の同点ヘッドを叩き込み、勝ち点1を死守した。ボール支配率61%とボールは持ったものの、最後の精度を欠いた一戦だった。

得点

  • 21分 ルキッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/アシスト:コラシナツ)
  • 78分 カイル・ラリン(カナダ)

カイル・ラリン(カナダ・78分同点弾)
カイル・ラリン(カナダ・78分同点弾)

警告・退場

  • 警告:11分 ジョンストン(カナダ)/45分 デミロヴィッチ(ボスニア)/45+1分 ルキッチ(ボスニア)/53分 デ・フジュロール(カナダ)/90+3分 カティッチ(ボスニア)
  • 退場:なし

パス成功率:カナダ 74%(310/421本)|ボスニア・ヘルツェゴビナ 63%(172/271本)/ボール支配率はカナダ61%

次節:カナダ → カタール(6/19 07:00)|ボスニア・ヘルツェゴビナ → スイス(6/19 04:00)


4. アメリカ 4-1 パラグアイ(6/13・SoFiスタジアム)【注目の一戦】

第1節で最もインパクトを残したのが、共催国アメリカの快勝劇だ。7分、パラグアイのボバディージャによるオウンゴールで早々に主導権を握ると、31分・45分にF・バログンが立て続けにネットを揺らして前半で3-0。後半73分にマウリシオへ1点を返されたが、90分にG・レイナが駄目押しの4点目を奪った。

注目したいのはアメリカのボール支配ぶりだ。ボール支配率65%、総パス596本(うち成功508本=成功率85%)と試合を完全にコントロール。パラグアイは6枚の警告を受けるなど規律を乱し、終始後手に回った。

得点

  • 7分 オウンゴール(D・ボバディージャ)→ アメリカ
  • 31分 フォラリン・バログン(アメリカ/アシスト:プリシッチ)
  • 45分 フォラリン・バログン(アメリカ/アシスト:ティルマン)
  • 73分 マウリシオ(パラグアイ/アシスト:エンシソ)
  • 90分 ジオバンニ・レイナ(アメリカ/アシスト:フリーマン)

フォラリン・バログン(アメリカ・前半2ゴール)
フォラリン・バログン(アメリカ・前半2ゴール)

ジオバンニ・レイナ(アメリカ・90分の4点目)
ジオバンニ・レイナ(アメリカ・90分の4点目)

警告・退場

  • 警告:9分 カセレス(パラグアイ)/52分 アルミロン(パラグアイ)/59分 タイラー・アダムス(アメリカ)/79分 グスタボ・ゴメス(パラグアイ)/88分 アルセ(パラグアイ)/90+3分 アロンソ(パラグアイ)
  • 退場:なし

パス成功率:アメリカ 85%(508/596本)|パラグアイ 72%(230/320本)/ボール支配率はアメリカ65%

次節:アメリカ → オーストラリア(6/20 04:00)|パラグアイ → トルコ(6/20 13:00)


5. カタール 1-1 スイス(6/14・リーバイス・スタジアム)

数字の上では完全にスイスの試合だった。パス成功率91%、総パス575本、シュート26本、ボール支配率68%とカタールを圧倒し、17分にはB・エンボロがPKを沈めて先制。しかし試合は最後まで分からない。アディショナルタイムの90+4分、カタールのB・コウキが値千金の同点弾を突き刺し、ホームの大声援に応える劇的なドローに持ち込んだ。「内容」と「結果」が必ずしも一致しないことを象徴する一戦となった。

得点

  • 17分 ブレール・エンボロ(スイス/PK)
  • 90+4分 ブアレム・コウキ(カタール/アシスト:アル・アミン)

ブレール・エンボロ(スイス・17分PK先制)
ブレール・エンボロ(スイス・17分PK先制)

ブアレム・コウキ(カタール・90+4分劇的同点)
ブアレム・コウキ(カタール・90+4分劇的同点)

警告・退場

  • 警告:16分 アブナド(カタール)/23分 ガベル(カタール)/42分 ザカリア(スイス)
  • 退場:なし

パス成功率:カタール 71%(196/275本)|スイス 91%(522/575本)/ボール支配率はスイス68%

次節:カタール → カナダ(6/19 07:00)|スイス → ボスニア・ヘルツェゴビナ(6/19 04:00)


6. ブラジル 1-1 モロッコ(6/14・メットライフ・スタジアム)

優勝候補ブラジルは、近年力をつけるモロッコと痛み分け。21分にI・サイバリがブラヒム・ディアスのアシストから先制すると、わずか11分後の32分にヴィニシウス・ジュニオールがすかさず同点弾。両チームともパス成功率は8割台後半(ブラジル88%/モロッコ87%)と、技術レベルの高いハイテンポな好ゲームになった。

得点

  • 21分 イスマエル・サイバリ(モロッコ/アシスト:ブラヒム・ディアス)
  • 32分 ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/アシスト:ブルーノ・ギマランイス)

ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル・32分同点弾)
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル・32分同点弾)

イスマエル・サイバリ(モロッコ・21分先制)
イスマエル・サイバリ(モロッコ・21分先制)

警告・退場

  • 警告:37分 カゼミーロ(ブラジル)/43分 ロジェル・イバニェス(ブラジル)
  • 退場:なし

パス成功率:ブラジル 88%(441/501本)|モロッコ 87%(375/432本)/ボール支配率はブラジル54%

次節:ブラジル → ハイチ(6/20 10:00)|モロッコ → スコットランド(6/20 07:00)


7. ハイチ 0-1 スコットランド(6/14・ジレット・スタジアム)

ボール支配率54%、シュート15本とハイチが押し込んだが、勝ち点3を持ち帰ったのはスコットランドだった。決め手は28分、主将J・マギンの一撃のみ。少ないチャンスを確実にものにしたスコットランドが、堅守でリードを守りきった。内容で上回りながら得点を奪えなかったハイチにとっては、悔しい初戦となった。

得点

  • 28分 ジョン・マギン(スコットランド)

ジョン・マギン(スコットランド・28分決勝点)
ジョン・マギン(スコットランド・28分決勝点)

警告・退場

  • 警告:39分 ベルガルド(ハイチ)/46分 ヒッキー(スコットランド)/90+1分 カーティス(スコットランド)/90+5分 マクリーン(スコットランド)
  • 退場:なし

パス成功率:ハイチ 85%(367/431本)|スコットランド 82%(306/373本)/ボール支配率はハイチ54%

次節:ハイチ → ブラジル(6/20 10:00)|スコットランド → モロッコ(6/20 07:00)


8. オーストラリア 2-0 トルコ(6/14・BCプレイス)

第1節を締めくくったのは、「効率」の勝利だった。トルコがボール支配率72%、総パス707本、シュート30本と圧倒的に攻め込みながら、決めきれずに無得点。対するオーストラリアは支配率28%・シュート9本ながら、27分にN・イランクンダ、75分にC・メトカーフが少ないチャンスを仕留めて2-0。堅守速攻に徹したオーストラリアが、内容を結果に変えてみせた。

得点

  • 27分 ネストリー・イランクンダ(オーストラリア/アシスト:オコン・エングスラー)
  • 75分 メトカーフ(オーストラリア)

ネストリー・イランクンダ(オーストラリア・27分先制)
ネストリー・イランクンダ(オーストラリア・27分先制)

警告・退場

  • 警告:86分 アクギュン(トルコ)
  • 退場:なし

パス成功率:オーストラリア 75%(202/270本)|トルコ 90%(638/707本)/ボール支配率はトルコ72%

次節:オーストラリア → アメリカ(6/20 04:00)|トルコ → パラグアイ(6/20 13:00)


パス成功率ランキング(第1節 全16チーム)

各チームの「パス成功率」を高い順に並べると、興味深い傾向が見えてくる。

順位チームパス成功率成功/総本数結果
1スイス91%522/575△1-1
2トルコ90%638/707●0-2
2メキシコ90%467/520○2-0
4ブラジル88%441/501△1-1
5韓国87%469/541○2-1
5モロッコ87%375/432△1-1
7アメリカ85%508/596○4-1
7ハイチ85%367/431●0-1
9スコットランド82%306/373○1-0
10南アフリカ81%272/334●0-2
11オーストラリア75%202/270○2-0
12カナダ74%310/421△1-1
13パラグアイ72%230/320●1-4
14カタール71%196/275△1-1
15チェコ70%230/327●1-2
16ボスニア・ヘルツェゴビナ63%172/271△1-1

トップに立ったのは、引き分けに終わったスイス(91%)。2位には0-2で敗れたトルコ(90%)が並び、「パスをつないで支配したチームが必ずしも勝つわけではない」という、サッカーの奥深さがそのまま数字に表れた。一方、アメリカ(85%)はパス成功率こそ上位独占ではないものの、ボール支配率65%と高い精度を両立させ、そこに決定力を加えて4-1の完勝。「支配率・パスの量」だけでなく、ゴール前の効率まで含めて試合を支配した点が際立っていた。

第2節(6/19〜)の主な見どころ

  • メキシコ vs 韓国(6/19 10:00)— 第1節を白星発進した両者の直接対決。グループA首位争いの天王山。
  • アメリカ vs オーストラリア(6/20 04:00)— ともに初戦を勝利。共催国アメリカと堅守速攻の豪州、グループD突破に大きく前進するのはどちらか。
  • スイス vs ボスニア・ヘルツェゴビナ(6/19 04:00)— 内容で圧倒しながら勝てなかったスイスが、今度こそ結果を求める。
  • ブラジル vs ハイチ(6/20 10:00)— 引き分け発進のブラジルが、優勝候補の真価を示せるか。

第1節の全結果と最新の順位はグループステージ順位表 open_in_new、各試合の詳細は試合日程・結果ページ open_in_newでも確認できる。第2節以降も随時更新していく。

出典・情報元

最終更新: 2026-06-14

このサイトを気に入っていただけましたか?

W杯2026の情報を無料でお届けするため、有志の方からの少しのご支援をお願いしております。 いただいた支援は、サイトの運営・維持費に充てさせていただきます。